9年務めていたけど、また1からの出発
4月、春。
出会いと別れの季節。
私は地元工業高校を卒業して、地元大手工場に入社。
なんだかんだ9年目たち、職場では中堅として作業していました。
2018年4月。
更衣室から出るとそこには課長が立っていました。
「ちょっと良い?」と会議室に呼ばれました。
「ぷろぱち君の異動が決まりました。二週間後からA工場でがんばってください。」
い、異動〜!
いつかあるとは先輩方から聞かされていましたが...。
それから二週間後、新しい職場であるA工場計器室へ。
9年間、お世話になった先輩後輩はおらず、みんな知らない顔。
僕を見つめています。
A工場の課長から
「今日から一緒に働いてもらうぷろぱち君です。
では、ぷろぱち君一言お願いします。」
え〜!一言お願いされんの〜!?
なんにも考えてなかった!
「B工場からきました、ぷろぱちです。
入社9年目になりますが
新入社員のつもりで頑張っていきたいと思いますので
よろしくお願いします!」
頭を下げ、そこそこの拍手を受けながら
(え〜!新入社員のつもりで頑張らなきゃいけないの!?)と思う
言葉と心が一つになっていないぷろぱち君でした。